ダメージ総数でランクが決定されるレイドイベントでは、限られた全力攻撃の回数をオーバーキルに使うことでより多くのダメージを稼ぐことができます。
オーバーキルとはFF10から勝手に取ってきた俗語なのですが、ようは全体力が120万のボスに対して残り1万まで減らしたときに、通常攻撃を行ってとどめを刺すのではなく、全力攻撃を行って120万+αのダメージ値を余計に取ろうということです。
このことは知識としては知っていたのですが、いざ実践してみると上手くいかないなんて方もいらっしゃるのでは?実は最近までリーもその一人だったのですが、レジェモンに詳しい方からいろいろ教えて頂いたのでこちらで紹介しておきたいと思います。
全力攻撃でトドメを刺したのに、余剰のダメージ量が少ない気がする…
まずボスの体力をギリギリまで減らしてから全力攻撃を行ったのに、思ったより+αのダメージ量が全然少ないって疑問を持たれた方もいらっしゃるのではないのでしょうか?実はリーもこの疑問でずっと悩んでおりました。
分かりやすく例をあげますと、例えばリーは現在全力攻撃で約300万のダメージを与えることができるのですが、ボスの体力を残り1万まで減らしてから全力攻撃を行えば、同じように300万のダメージを与え、299万ほどの余剰ダメージが取れるだろうと思っていたわけです。
しかしその考え方自体が大間違いでした。
「ボスアニメーションをスキップ」にチェックを入れると分かりやすいです
大型ボスと戦うときに「ボスアニメーションをスキップ」にチェックを入れずに攻撃してみると分かりますが、通常攻撃も全力攻撃も、
フロント10枚で攻撃⇒フロント9枚で攻撃⇒フロント8枚で攻撃⇒…最後はフロント1枚で攻撃⇒それで倒せなかったらLOSEとなります。
通常攻撃は普通に攻撃するだけなのですが、全力攻撃は攻戦力MAX時にあと何回通常攻撃できるかの回数(これを仮にA回とする)が掛け算されるという点が異なります。
※簡単のため、フロントの枚数分ダメージを与えるという仮定のもとに下に例をあげます。
【通常攻撃】
10のダメージ⇒9のダメージ⇒…⇒最後は1のダメージ
【全力攻撃】
10×Aのダメージ⇒9×Aのダメージ⇒…⇒最後は1×Aのダメージ
このようになります。そして注意して欲しいのが、攻撃の途中でボスの体力が0以下になったら、そこで攻撃は終了するということです。
ですので仮に攻撃可能回数Aを10とし、ボスの残り体力を189とした場合に全力攻撃を行うと
1回目に10×10の合計100ダメージ(ボスの残り体力は89)⇒2回目に9×10の合計90ダメージ。この時点でボス撃破となりますが、余剰分はたったの1しかありません。
しかしボスの残り体力が191の場合に全力攻撃を行うと、
1回目に10×10の合計100ダメージ(ボスの残り体力は91)⇒2回目に9×10の合計90ダメージ(ボスの残り体力は1)⇒3回目に8×10の合計80ダメージ。この時点でボス撃破となり、79の余剰ダメージが貰えるということになります。
つまり余剰分をできるだけ多く取るためには、どのタイミングでボスに全力攻撃をしかけるのかが非常に重要となってくるということです。
そしてそのタイミングは残りボスの体力値やステの振り方によっても違ってきますし、フロントの内容によっても違ってきますので、自分でその都度探すしかないということです。
オーバーキルはレイドイベントで上位を目指す方々の技?!
上の話からすると、ボスの残り体力を1にまで減らして全力攻撃を行ったとしても99の余剰ダメージを取るのが精いっぱいとなります。
本来なら10×10+9×10+…1×10=550のダメージ量が取れる全力攻撃を、そのように使うのが勿体無いと感じる方も少なくないと思いますので、このオーバーキルの技はレイドイベントでより上位を目指す方々の技といえるのではないのでしょうか。
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